横浜シーサイドラインは、金沢八景駅付近の延伸事業に伴う線路切換工事が行われるため、2021年2月14日(日)の始発から午前10時頃まで全線で運休します。
シーサイドラインは2月14日(日)始発から9時頃まで、新杉田駅〜金沢八景駅間の全線で列車の運転が取り止められます。9時から10時にかけて新杉田駅から順次運転が開始され、10時以降は全線で運行再開となります。なお、正常ダイヤとなるまでには時間を要するとのことです。悪天候により工事が延期となった場合は、2月21日(日)の同時間帯で運休が行われます。
当日は代行バスが運行され、シーサイドラインの各駅付近に臨時のバス停が設けられます。代行バスは5時台から工事終了まで、約5〜15分間隔で運行されます。代行バスの新杉田駅〜金沢八景駅間の所要時間は約60分と計画されていますが、道路状況によってはさらに時間を要する場合があるので、時間に余裕を持って出かけるよう呼びかけています。なお、代行バスは現金またはICカードのチャージ残額では乗車できないため、乗車前に駅できっぷを購入する必要があります。
また、他社鉄道またはバス路線への振替輸送も実施されます。JR東日本による振替輸送は、東海道線(横浜駅〜大船駅間)、根岸線(全線)および横須賀線(横浜駅〜逗子駅間)が対象となります。京浜急行電鉄本線の横浜駅〜金沢八景駅間でも振替輸送が行われます。京急線金沢文庫駅とシーサイドライン沿線を結ぶ京浜急行バス、JR新杉田駅とシーサイドライン沿線を結ぶ横浜交通開発および横浜市営バスの指定路線も振替輸送の対象となっています。
京急線金沢八景駅から国道16号を挟んだ場所で暫定営業していたシーサイドライン旧金沢八景駅は、2019年3月31日に京急線と直結する現在の位置に移設されました。これに伴いシーサイドラインは約150m延伸されましたが、現在も2番線ホームのみを使用する単線での運行が行われています。今回の線路切換工事により金沢八景駅は複線化され、1番線・2番線の両ホームが使用できるようになり、ホームの混雑緩和が図られるとしています。